離乳食を食べない、食べ過ぎる

急に離乳食を食べなくなった

離乳期になれたころになると、今まではちゃんと食べていたのに急に離乳食を食べるのを嫌がる赤ちゃんがよくみられます。

 

これは、単純に、赤ちゃんの「中だるみ」です。

離乳食のメニューに飽きてきている可能性があります。

 

このときに、赤ちゃんの機嫌もよく、体調も良いなら心配ありません。

離乳食を食べてくれないからといって、母乳を与えすぎたり、無理やり食べさせようとするのは禁物です。

 

メニューがワンパターンなら、内容を変えてみるのも効果的ですし、環境をかえて、外食をするなんてのも効果がある人が多いようです。

 

ずっと、全く食べてくれないのは問題ですが、基本的にお腹が空けば食べてくれますので、様子をみてみましょう。

離乳食の量について、少食なんですが大丈夫?

赤ちゃんのご飯を食べる量は、個人差がかなりあります。

なので、赤ちゃんが元気で体調も良いのであれば、多少少なくても、それがその子の適量だと考えるべきでしょう。

 

少食なその他の原因としては、離乳食は、食べないけど、その後におっぱいをよく飲むようであれば離乳食そのものに問題がある可能性があります。

 

離乳食は赤ちゃんのあごや舌の発達に合わせて適切なものを与えてあげなければなりません。

 

たとえば、離乳開始時期に、固形のものが混ざったものがあると、赤ちゃんの食べる量も減ってしまう可能性があります。

 

最初は、ペースト状にして、飲み込みやすくしてあげましょう。

離乳食に問題が無ければ、基本的に食事の量は赤ちゃんのペースに任せてあげることが大切です。

 

無理やり食べさしたりはNGです。

離乳食を食べ過ぎる

先ほども述べたように、基本的に離乳食の食べる量は赤ちゃんのペースに任せます。

食欲旺盛で食べ過ぎだと思われるかもしれませんが、赤ちゃんが食べたいのですから食べさせてあげましょう。

 

ただ、離乳後期に、やわらかすぎるものを与えると、食べやすいので、赤ちゃんがはや食いしてしまい血糖値が上がる前に食べ過ぎてしまうことがあります。

 

通常は血糖値が上がると「お腹いっぱいのサイン」ですが、早食いしてしまうとサインを出す前にどんどん食べてしまいますから、適量よりも食べ過ぎてしまうのです。

 

離乳食の基本は何度も言いますが赤ちゃんの発達に合わせた適切なかたさのものをあげましょう。

 

かたすぎても食べてくれませんし、かといってやわらかすぎると早食いで食べ過ぎてしまう傾向があります。

離乳食の後、ミルクを飲まない

これは、先ほどの「早食いによる食べすぎ」が原因のこともあります。

早食いにより適量を超えた量の食事をしてしまったため、おなかがいっぱいになってしまい

おっぱいを嫌がっているのかもしれません。

 

離乳食の後は、赤ちゃんに好きなだけミルクや母乳を与えるのが基本ですが、3回食になるとミルクを飲まなくなる子もいます。

 

離乳食以外の授乳の時間にミルクを飲んでいれば問題ありません。

飲む量が少ないのであれば、離乳食にミルクを入れたメニューで出すというのも手です。

また、果汁などのエネルギーの高いものを与えすぎても、ミルクを飲みにくくなります。