離乳食の進め方、タイミング、時期

離乳食の回数を1回から2回にする時期

目安としては離乳食を開始してから、1ヶ月くらいたってから、2回食にしていきましょう。

開始時期の離乳食は、赤ちゃんが食事を飲み込めるようになる練習をしますから、食べ物はトロトロにすりつぶしたものを与えます。

 

この、トロトロにしたものを、上手に食べられるようになるのが、赤ちゃんによって個人差もありますが大体離乳食の開始から1ヶ月くらいです。

 

お粥、豆腐などをすりつぶしたタンパク源、野菜のすりつぶしたもの、これら3つの食品グループがきちんと食べられるようになったら食事の回数を2回に増やしてもだいじょうぶでしょう。

 

赤ちゃんが下痢などをせず、体調もよく、食べる意欲もある時期に、もう一回ふやしましょう。

 

離乳食の前に授乳してもいいの?

離乳食を進める上で意識してもらいたいルールが「おっぱいは離乳食のあと」ということです。

また、初期では離乳食がちゃんと、ペースト状になっていなくて、固形のものが混ざっている場合も赤ちゃんは離乳食を嫌がります。

 

ちゃんと、ペースト状にしていて、与える食材も問題ないのに、それでも赤ちゃんが母乳を欲しがる場合は、赤ちゃんのおなかが空きすぎておっぱいを欲しがっている可能性があります。

 

お腹が空きすぎているとあかちゃんは、食べるのがめんどくさい離乳食より、簡単に栄養をとれるおっぱいを欲しがるのです。

 

ですから、離乳食をあげる際は、与えタイミングが遅すぎてもだめです。

離乳食前に毎回母乳をあげてしまうと、赤ちゃんのお腹がいっぱいになってしまって、離乳食をなかなか食べてくれなくなります。

 

離乳の時期が遅れてしまう原因にもなりますので「おっぱいは離乳食の後」というルールをなるべく守っていきましょう。

離乳食の与える時間

食事のリズムは生活の基本です。

離乳食を与える時間は、なるべく毎日同じ時間にしてください。

 

毎日同じ時間に食事をとることによって、赤ちゃんのなかに体内リズムが出来て

食事の時間になると、消化酵素の分泌が盛んになって、空腹感がでてきて、離乳食をしっかりと元気よく食べてくれるようになります。

 

体内リズムが上手にできると、赤ちゃんの機嫌が良くなるし、よく寝てくれたりと、良いことずくめです。

 

出来るだけ離乳食を与える時間は、1時間のずれの範囲内でおこないたいものです